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タイポグラフィとは何か?
技芸(手工芸)である。
伝達のためのものである。
読むためのものである。
民主(大衆)的である。
それはタイポグラフィではない
アートや芸術ではない。
内容を自己表現や遊びのきっかけにしてはいけない。
タイポグラフィはタイポグラフィの目的ではない。
権力の宣伝や権力の表現であってはならない。
タイポグラフィが目標とすること
コミュニケーションを可能にする。
文章を読みやすくする。
内容への関心を引き出す。
内容を伝達するためのもっとも良い形をみつける。
条件に応じ、可能な範囲で、効率的で最適な結果をめざす。
タイポグラフィの目標には当たらないこと
内容を過剰な組み方で表してはならない。
内容を勝手に解釈してはならない。
表層的な形を作ってはならない。
(伝達内容を阻害する)
絶対的な真実を目指そうとしてはならない
(絶対的な解決はない)。
それを実現する方法とは
技芸のルール、つまり「組版ルール」や「言語の意味や文法上のルール」(意味論、統語論)に従った上で「コミュニケーションのための記号文化」を構築すること(「記号文化」は「文字を含む視覚伝達の文化」の意味)。
明瞭な言語、つまり正確で、適切で、説得力のある、理解しやすい言語を用いること。
使ってはいけない方法とは
内容や文章を変質させたり、高級化させたり、神聖化させたり、内容を意識させないようにしてはいけない。
内容より外観が優先されると、改竄(かいざん)は常に存在する。